稀勢の里の引退で、正直、いまだ稀勢の里ロス状態のためイマイチ大相撲気分ではありませんが、時間は止まってはくれません。貴景勝の大関取りのかかった春場所開幕です。昨年の九州場所と初場所での勝ち星合計が24。大関取りの目安となるのが33勝なので、今場所9勝以上すればかなりの確率で大関昇進を実現することになります。さて、占いの方はなんとのたまわっているでしょうか。貴景勝の大関取りについて占ってみました。
貴景勝の大関取りなる 風雷益六三
貴景勝の大関取りならない 雷火豊上六
方針 風山漸六二
【判断】 貴景勝の大関取りなる
ケガなどによる途中退場がなければ、順調に大関昇進が決まるとみます。「大関取りなる」も方針占もどちらも安定しているというのが決め手です。
【結果】 3月27日(水)追記
貴景勝の大関取りなる
千秋楽を迎えた時点で9勝5敗、3場所連続の勝ち星が大関昇進の目安とされる33勝を挙げているとはいえ、勝ち星を2桁にするかどうかで昇進のゆくえもまだわからないというところでした。正直なところをいえば、方針の「風山漸六二」ならばもっと楽勝で昇進を決めると読んでいましたので、最後の一番までゆくえがもつれるとはゆめゆめ思っていませんでした。やはり「風雷益」の「六三」という位の不安定さをもっと考えるべきだったということでしょう。totoなどでは「雷火豊上六」は力を発揮するときがありますが、その点も考慮した方がよかったといえます。それにしてもとりあえず当たってホッとしました。「風山漸六二」が当たらなければ、この一発必勝をやめようとさえ考えていたほどでした。最後の最後までドキドキさせられましたが、「風山漸六二」でも案外もつれる要素をもっているのかもしれないという発見があったことが今回の収穫です。
先場所、一人横綱として土俵に立った稀勢の里ですが、初日から連敗を重ねて、途中休場という最悪の結果に終わり、今場所は横綱としての進退がかかる場所となりました。稀勢の里は横綱の地位を死守できるのか、それとも引退に追い込まれるのか。そのゆくえを占ってみました。
■稀勢の里の進退は?
横綱の地位を守ることができる 火天大有九四
引退に追い込まれる 天水訟六三
方針 山地剥六四
<判断>
稀勢の里は横綱の地位を守ることができない
卦爻の強さからみれば、大有九四に軍配が上がると思いますが、悩ましいのは方針占。これをどう読むかで判断は大きく変わってくると思います。稀勢の里のことを語る方針占とみれば、引退となり、しかし場所全体のゆくえとみれば、一縷の望みとみて、引退はないとしたいと思います。正直、これだけではどっちなのか判断がつきかねますが、ここは占筮した時の第一印象を尊重しました。稀勢の里は引退に追い込まれる、です。さて、結果はいかに。
<結果> 1月27日(日)に追記
残念ながら、稀勢の里は初日から3連敗を喫し、ついに引退を決断、今後は「荒磯」親方として角界の発展に貢献していくことになりました。稀勢の里ファンとしてはもう一度賜杯を抱く姿を見たいと思っていましたが、休場を重ねても相撲の調子が戻らず、この状態では引退もやむなしという決断だったのかもしれません。占いでは、やはり山地剥六四が稀勢の里の進退を的確に語っていたということでしょう。なお、今回の引退を受けて、人相をテーマにした<失礼!拝見します>の「稀勢の里の巻」に追記を行いました。あわせてお読みいただければと思います。
<失礼!拝見します>「稀勢の里の巻」
昨年4連覇を達成した青山学院が5連覇の偉業を達成できるのか。はたまた他校が意地を見せてこれを阻止するのか。新春を飾る、今年の箱根駅伝(第95回東京箱根間往復大学駅伝競走)はこれまでにもまして手に汗握る好レースが期待できそうです。さて、勝利の女神はだれに微笑むのか。レースのゆくえを占ってみました。
青学の5連覇なる 天山遯九三
他校が阻止する 水火既済九三
方針 水地比初六
【判断】
青学の5連覇なる
天山遯は陰爻の進出から一目散に逃げること。水火既済ははじめがよくても終わりに乱れる。方針の水地比は親しむこと。青学が逃げ切るとみる。
【結果】
青学5連覇ならず
東海大学が悲願の総合初優勝、東洋大学が往路優勝、青山学院大学が復路優勝と三強が前評判通りの力を発揮して今年の箱根駅伝は幕を閉じました。占いの方は残念ながら予想通りとはいきませんでしたが、やはり遯三爻では逃げ切れないということ、また方針の比初爻の爻辞にある「終(つ)いに来りて他の吉あり」がものをいうこともわかり、正直に言えば、いい占例をもらったように思います。こういう得卦は次に絶対につながると信じて、今年はこれまで以上に勝負占にこだわっていこうと思っています。ちなみに、年末ジャンボ宝くじは10枚3千円を買って、3千300円のもどりでした。競馬はまったくの素人ですが、今年はこちらも少し楽しんでみようと思っています。もちろん周易で占いながら、です。皆さんも周易をより身近に感じるためにも、ぜひいろいろな勝負占を楽しんでみてはいかがでしょうか。
白鵬、鶴竜の2横綱の欠場が決まった九州場所。盛り上がりにはやや欠けることになりそうですが、そうなるといやがうえにも注目されるのが一人横綱となる稀勢の里の活躍です。先場所の復帰から、今場所はどこまで強さが戻ってきているのか。誰もが日本人横綱が再び賜杯を手にするところを待ち望んでいるだけに、ぜひ弱気の虫を抑えて、横綱相撲で優勝を飾ってもらいたいものです。そこで今回の一発必勝では稀勢の里が優勝できるかどうかの1点に絞って、賜杯のゆくえを占ってみました。
■優勝のゆくえは
稀勢の里が優勝する 水山蹇上六
その他の力士が優勝する 雷火豊上六
方針 地山謙六四
■稀勢の里の運勢は
11月の運勢 風天小畜上九
九州場所の勝負運 地風升六四
方針 離為火九四
<判断>
稀勢の里が優勝する
前回、力士の運勢もとってみたところ白鵬優勝を当てることができたので、今回も同じやり方をしてみました。決め手としたのは水山蹇上六と勝負運の地風升六四です。水山蹇は勝負占によくでてきますが、結果はそれなりのものがあります。地風升は日筮などでは好きな卦というのが理由です。結果は25日の千秋楽が終わってからご報告します。
<結果>11月27日(火)記
貴景勝が初優勝
稀勢の里は初日から5連敗で6日目から休場というありさま。易の方もこれほど大きく予想が外れたことは記憶にありません。この報告が遅れたのもしばし外れた原因を考えていたためですが、結論から言うと原因はまだつかめていません。無責任ないい方になって申し訳ありませんが、あえてその原因を挙げるとすれば、勝負占をとるときの、自分の甘えた姿勢があらわれたということだと思います。最近は64卦の読み直しに力を入れていて、勝負占をとる機会が激減していましたが、その日ごろからの怠慢さのツケがもろに回ってきたということでしょう。勝負占は一筮しておくだけで必ず結果がわかる楽しい占いです。そのことをもう一度思い出して、年末年始のスポーツのゆくえを占っていこうと改めて自分に言い聞かせています。
先場所は一発必勝を掲載できず失礼しました。うっかりして占うのを忘れていました。(2日目が終わったところで占いましたが、あと出しジャンケンになるので掲載を取りやめましたが、こういうときに限って不思議にあたるものですね)さて、見どころいっぱいの秋場所がはじまります。8場所連続休場から復帰する稀勢の里は、進退をかけた場所。先場所途中休場した白鵬、鶴竜も出場がきまり、久しぶりに3横綱そろい踏みの熱戦が期待されます。これだけでも楽しみなのに、さらに大関に昇進した栃ノ心の逆襲、御嶽海の大関挑戦もあります。一発必勝、今回は先場所掲載できなかったことへのお詫びも含めて、秋場所の話題をいくつか取り上げて占ってみました。
■横綱稀勢の里は進退のかかる場所。そのゆくえは?
横綱として存続できる 天風姤上九
引退に追い込まれる 雷風恆初六
方針 坤為地初六
★これだけだと判断がつきかねるため稀勢の里の運勢も占う
9月の運勢 天火同人上九
秋場所の勝負運 天沢履初九
方針 地天泰初九
【判断】横綱として存続できる
存続できるかどうかの占的では、横綱として存続できない感じがするが、運勢における勝負運とその方針がいいので、横綱として存続できるとみる。
【結果】9月25日記
結果は10勝5敗。24日の横綱審議委員会がこの成績を「復活の足場はできた」と評価しました。よって、稀勢の里は来場所以降も横綱として存続する、ということで、今回の予想は的中とします。
■御嶽海の大関昇進はなるか?
大関昇進なる 水沢節上六
大関昇進ならない 沢火革九五
方針 火雷噬嗑六三
★念のため、御嶽海の運勢も占ってみた
9月の運勢 山沢損六三
秋場所の勝負運 雷天大壯六五
方針 水地比九五
【判断】大関昇進なる
昇進なるかの占的では、むずかしいと思うが、沢火革には裏切り続けられているので、運勢も占ってみた次第。稀勢の里と同様、勝負運と方針がいいので、大関昇進なるとみた。
【結果】9月25日記
9勝6敗で、今回は大関昇進は見送られることに。勝負運の大壮六五の見方がポイントだった感じがします。六五に書かれている「羊を易にうしなう」とは猪突猛進しないほどの良さをもっていることの意。勝負占ではこうしたバランスの良さも大切だろうと判断しましたが、かえってほどの良さや穏やかさが仇になったという感じです。
■白鵬の優勝はあるか
白鵬が優勝する 山天大畜九三
他の力士が優勝する 雷山小過六五
方針 天風姤九三
★念のため、白鵬の運勢も占ってみた
9月の運勢 火風鼎九二
秋場所の勝負運 風雷益六二
方針 風山漸初六
【判断】白鵬が優勝する
まったく自信なし。場所は混戦とみる。そのなかで白鵬が頭一つ抜け出れるかどうかというところ。
【結果】9月25日記
白鵬が全勝優勝を果たして貫録を示した。勝負運の益六二は利益を大きくもたらすようです。方針の漸初六の安定度も考慮して白鵬の優勝としましたが、自信はありませんでしたが、的中となりました。それにしても、白鵬は肝心の勝負所で必ず待ったをかけます。高安や豪栄道はまさにその餌食になった感じです。待ったは勝負の駆け引きなのでしょうが、横綱としては見苦しいなと思った方も多いのではないでしょうか。強い横綱だけにちょっと残念です。
2大会ぶりに決勝トーナメントに駒を進めた我が日本代表。ここで世界を感動させる試合をしなければ、対ポーランド戦の残り10分間の戦略も世界の笑われ者と化してしまうかもしれません。がんばれ、ニッポン!
■決勝トーナメント ベルギー戦(7月3日)
日本が勝つ 沢風大過九四
ベルギーが勝つ 地火明夷六二
方針 巽為風上九
【判断】
日本が勝つ
方針占がなんとも悩ましく、判断するうえでの障害としてたちはだかっています。主力選手の負傷退場や致命的なファールで状況が大きく変わるとか、波乱含みの試合展開というのが巽上九の指示するところと予想しますが、そのような試合展開になったときにこの方針占はどちらの味方をするのでしょうか。大過は始めと終わりに弱さ(どちらも陰爻)があります。明夷六二は我慢する強さと冷静さをもっています(離の主爻)。卦爻の強さを優先して日本を選びましたが、ミステリアスな方針占の影響次第では、明夷の強みがいきてくることもありそうです。どちらにしても今大会の予測には方針占にむずかしい卦爻が現れるという印象です。(予選の得卦も参照ください)さて、判断のゆくえはいかに。皆さんももちろん占筮を忘れずに。
【結果】 7月3日(火)記
2-3でベルギーの勝ち
後半立ち上がりに立て続けに得点をした日本でしたが、最後は力尽きました。しかし、真剣勝負の醍醐味が伝わってきたいい試合だったと思います。2点をリードしながら勝ちきれなかったところに、W杯の本当のむずかしさを見る思いがします。
さて、一発必勝の方ですが、判断のむずかしい卦爻通りの結果になりました。大過九四と明夷六二、巽為風上九、各卦爻については「占ってみよう」を参照してください。当たらなかったのは力不足です。最後まで方針占の読み方に迷いましたが、明夷六二の肩をこれほどまでにもつとは。それを読み切れなかったことが敗因でしょうか。ともあれ、方針占の読み方を鍛えることが、次回への課題です。日本代表が今回のW杯を次への糧としていくように、占断の精度アップをこちらもめざしていきたいと改めて思っています。
W杯直前での監督交代、親善試合での惨敗、悪材料ばかりが目立つ日本ですが、そんな状況にも動じないで前向きの姿勢を貫く西野監督がせめてもの救いです。さて、西野ジャパンは予選通過なるのか、各試合の勝ち負けを、一発必勝、占ってみました。
6月19日(火) コロンビア戦
①日本が勝つ 火風鼎六五
②コロンビアが勝つ 山水蒙上九
③方針 水雷屯九五
コロンビアが勝つ(日本も得点はしそう。だが、厳しい試合になると見た方がよさそう)
6月24日(日) セネガル戦
①日本が勝つ 震為雷六二
②セネガルが勝つ 火地晋六二
③方針 沢雷随初九
引き分け(メンバー構成がポイント。変化を恐れないこと。相手の出方にあわせて戦い方を変化させたい)
6月28日(木) ポーランド戦
①日本が勝つ 火沢けい六三
②ポーランドが勝つ 雷水解六三
③方針 地水師初六
日本が勝つ(日本は立ち上がりをしっかりしのげば、それなりの展開になりそう。相手の弱みを早く見つけてそこを突くことがポイント。)
さて、この1勝1分1敗で予選通過なるか。これは予選が終わるまでのお楽しみです。
【結果】
コロンビア戦 2-1で日本の勝ち
セネガル戦 2-2で引き分け
ポーランド戦 0-1で日本の負け
勝ち点でセネガルとならぶも、警告数の差で日本がグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。
●どの試合で得た卦爻も、正直、読み説くのが難しいものばかりでした。そのなかでも拠り所にしたのは方針占ですが、ここの読み違いが2つをはずした原因でしょうか。セネガル戦の引き分けはこの方針占に明るさがあるので、震六二でも対抗できそうという判断が功を奏しました。総じて、方針占が厳しいものは応援しているチームにはあまり味方してくれないかもしれません。このあたりにも注意しながら、次に活かしていきたいと思います。
サッカーW杯まで一か月を切った瀬戸際というのに、日本代表は新監督がはじめて指揮をとる試合となりました。相手はW杯で実績があるガーナとはいえ、今回のロシア大会は出場が叶わなかったチーム。負けるわけにはいきません。さて、勝負のゆくえは。
日本が勝つ 地天泰九二
ガーナが勝つ 山水蒙初九
方針 山火賁九三
<判断>
日本が勝つ
対戦相手のガーナはロシアW杯出場を逃したチーム。日本は勝たなければいけない相手なのですが、この試合は方針占が効いていくるとみています。すなわち、新監督の西野監督は、試合には勝つに越したことはないが、勝ち負けにこだわるよりも選手のコンディションや使い方、チームとしての動きやシステムなど、実践に基づくこの試合を通して、現在の代表チームの情報を取り入れたいという目論見をもって戦いに挑むのでほないでしょうか。つまり、勝負は二の次、ここではチームづくりやメンバー選びの材料を収穫するための試合ということを、方針占の山火賁はいっているように思います。山火賁は内面や外面を飾るという徳をもっており、勝負のゆくえよりも個人や組織としての充実を示唆する卦だからです。
勝負事で地天泰はあまりあてにしていません。とくに二爻は「朋(とも)失う」という、安泰の卦にはおよそふさわしくない強烈な爻辞があります。これを主力選手の脱落や期待外れなどととれるかもしれません。代表をめざす選手たちにとっても非常につらい試合になることを示しているように思います。しかし、山水蒙とのバランスで考えると、やはり勝負事では地天泰の方がまだ山水蒙よりも強いと思って日本代表の勝ちとしました。さて、どんな試合になり、どのような収穫が得られるのでしょうか。ここでは勝ち負けを越えた見どころにも着目していきたいと思います。試合は5月30日(水)キックオフです。皆さんもぜひ忘れずに一筮を。
<結果>5月31日追記
ガーナが2:0で完勝
すみません、真逆の結果に終わりました。日本代表のように情けない卦爻ですね、地天泰九二は。勝負占には向いていないと思っていましたが、それが再確認できたことが今回の収穫でしょうか。方針占の山火賁九三の読み方は一応それなりのところとしておきます。ガーナの山水蒙初九は日本の蒙昧さに警鐘を鳴らすという意味で出てきた卦爻といえるかもしれません。やはり総じていえば、大相撲もそうですが、勝負占は独特で、判断がむずかしいという思いを強くしています。勝負占にうまくなるためには、とにかくたくさん占筮して自分なりのデータを作って覚えていくしかありませんが、最近、TOTO(サッカーくじ)をさぼっているので、そのつけが回ってきてはずしたといえるかもしれません。
それにしても、あまりにふがいない日本の負け方でした。たんなる練習試合なので目くじらを立ててもしょうがないのですが、ブラジル大会以降の4年間、日本はいったいどのようなサッカーをめざしてきたのでしょうか。日本らしいサッカーとは何かを追及することがブラジル大会の惨敗で突き付けられた一番の課題だったはずですが、ボール回しでお茶を濁してばかりいる(あげくはパスミスをしたりボールカットされる始末)この日の姿は、情けないサッカーしかできなかったブラジル大会の再現を見ているようでした。土壇場での監督交代劇も何を意図したものなのかまったくわからない試合でした。31日メンバーが発表されましたが、実にオールドな顔ぶれです。
ともあれ、そんな日本代表でも応援するしかありません。こちらはW杯を材料に占筮して、易のスキル向上につなげていきましょう。勝負占のおもしろさが堪能できるような試合をぜひ期待したいものです。
一発必勝の掲載が夏場所の初日になってしまいました。稀勢の里のまたまたの休場で、やや相撲への興味がそがれていました。気分を取り直して、今場所のゆくえを予想してみました。皆さんはもう占っていますよね。まだでしたら、ぜひいまからでも占筮を。相撲観戦の楽しみが倍増すること間違いなしです。
白鵬が優勝する 沢火革六二
その他の力士が優勝する 山火賁上九
方針 雷火豊九四
<判断>
その他の力士が優勝する
爻辞はとてもいいのに、沢火革には何回裏切られたことでしょうか。革命を起こすにはタイミングなどいろいろ条件が揃わないと成し遂げられないとみるのでしょうか。一方、山火賁には無理のない穏やかがあります。勝負運などのときに力が発揮できるかは不安がありますが、上爻は白に縁のある爻辞がかかれているので、白星に縁があると考えてもいいかもしれません。方針占は雷と火の卦なので、つばぜり合いの続く場所とみることができます。かつての白鵬のようにぶっちぎりで優勝という展開にはならないとみます。
<おまけ>
今場所の注目のひとつに、栃ノ心の大関昇進がなるかがありますが、これはむずかしいとみます。
<結果>
その他の力士が優勝する
余計なことを書きました。<おまけ>だけ余分でした。栃ノ心は見事な相撲で大関昇進を決定し、賜杯は鶴竜が手にした場所でした。休場明けの白鵬は父上の逝去に報いるべく優勝をめざしましたが、3敗を喫してあえなく優勝争いから脱落。賜杯のゆくえは鶴竜と栃ノ心に絞られましたが、千秋楽で鶴竜が白鵬に勝って、先場所に続く連覇を決めました。正直に言えば、琴奨菊戦での変化などがあり、鶴竜の優勝は手放しに喜べません。しかし、栃ノ心、白鵬との戦いは見ごたえがありましたので、まあ、よしとするところです。それにしても、優勝争いに日本人力士が一人もいないというのはさみしい限りです。稀勢の里、高安、豪栄道には次の場所での活躍を期してもらいたいものです。
占筮的には、「つばぜり合いが続く」という予想がこの場所にぴったりの判断でした。それにしても、沢火革六二はやはり勝負事では結果が出ないと改めて感じました。山火賁は三陰三陽卦であり、バランスの取れた強みを発揮するという認識を強くもちました。相撲の占的は実にむずかしく、なかなか的中とはいきませんが、勝負事としては面白い得卦がでるので、これはこれでとてもいい占例になると思います。
稀勢の里、白鵬が出場するのかがわからず、掲載が初日当日になってしまいました。さて、今場所の見どころは、結局休場となった稀勢の里と白鵬の両横綱のいない土俵をめぐり、一人横綱の鶴竜と大関陣、それと先場所初優勝した栃ノ心などの関脇以下の力士たちの争いとしてみました。鶴竜が横綱の貫録をみせるのか、はたまた大関陣が奮起するのか、あるいは先場所のように平幕力士の優勝があるのか。また、テレビにくぎ付けの2週間がはじまります。
鶴竜が優勝する 沢火革九五
大関陣が優勝する 火水未済六五
その他の力士が優勝する 地水師六五
方針 火沢けい六五
<判断>
大関陣から優勝者がでる
今回の得卦は勝負運における卦の強さを見る力が試されているように思いました。いずれの卦にも優勝の可能性ありとみます。ということは今場所は混戦を予想します。そのなかでも火水未済六五を優勝としたのは、ひとつには経験上からということ。もうひとつは方針占の火沢けいには、ふたりの女性が同居してケンカ状況にあることから「そむく」の意味がるので、横綱が優勝するような「正統」な勝ち方で勝者が決まるようには思えないためです。さて、結果はいかに。3月25日(日)が千秋楽です。
<結果>
鶴竜が13勝2敗で優勝
大関高安12勝3敗、平幕の魁聖が同じく12勝3敗の成績。鶴竜は単独首位を最後まで守りましたが、危ない相撲も多く、なんとか優勝にたどり着いたという印象です。
今回の得卦は勝負運における卦の強さを見る力が試されている、と判断の冒頭で指摘しましたが、混戦模様という予想は当たっていたと思います。しかし、卦の強さを見る、という点からいうと、革命のもつ強さを見逃したということでしょうか。革にはこれまであまりいい結果を得ていないために、経験的にいい結果を得ていた未済六五を優先したのですが、こうしたところが得卦を読むむずかしさと感じています。もう一つは方針占の読みまちがいということでしょう。火沢けい六五では卦のはたらきである「そむく」に着目しましたが、六五の爻辞「往きて慶びあるなり」を素直に読む必要があったようです。
今回も課題が残りました。勝負占のむずかしさを感じていますが、同時に勝負占をとることから得られることも多いと思っています。なによりも結果がストレートに出るところが励みになります。相撲占はこのところハズレ続けていますが、次回はさらに占的の立て方を考えて的中をめざしたいと思います。
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