今月もまた、コロナの話題をとり上げざるを得ないようです。新規感染者数はいまや毎日全国で2万人を超え(8月29日現在)、コロナによる惨状は災害級とまで形容されるに至っています。新型コロナが発生してから、どれだけの時間が経っているのでしょうか。現在の状況を鑑みると、その間、いったいどれだけの効果的な施策を打ち出してきたのか疑問を持たざるを得ません。相も変らぬステイホームなどの呼びかけだけでは、感染力が強くなったといわれるデルタ株などに打ち勝つことがむすかしいのは明らかです。なぜ感染拡大を見越した先手策がまったく打ち出せないでいるのか不思議でならないと思うのは、いまや誰しもが持つ疑問ではないでしょうか。デパートの食品売り場の入場制限などは小売業の利益を無視し、国民に不便さを強いるだけの愚策としかいいようがありません。急拡大する感染者に対応した専用の大型野戦病院を用意するとか、打つ手はいろいろあると思うのですが。このままでは、日ごとに増大している自宅療養患者の状況が悪化するのは火を見るより明らかです。子供への感染が急拡大していることも大変気がかりで、胸が痛むところです。こうした場当たり的な施策しか打ち出せないでいる為政者への不満は、先日行われた横浜市長選挙の結果が象徴していると思います。9月の易には地火明夷という卦がありますが、これは太陽が地面の下に入り込んだ状態をいい、世の中は光のない暗闇にあり、そうした時には当然希望は通らない、無理をして進んだら夷(きず)つくのは明らかというのです。新規感染者がとめどもなく増大する現在は、まさにやりたいこともやれず、希望の通らない地火明夷の暗黒社会にいるといえそうです。果たして、この状態で、コロナ前の元の日常生活は取り戻せるのでしょうか。この占的に対して、地火明夷がでるようでしたら、行政が機能不全に陥り、打つ手がことごとく失敗し、元の生活に戻るには、まだまだ先が見通せない、と断ずるしかありません。9月のあなたの運勢を掲載しました。今回は日ごろ思っている新型コロナ対策への愚痴になってしまいました。これをお読みになった方が不快になるようでしたらお詫び申し上げます。9月に新規感染者が大幅に減少し、緊急事態宣言が解除されることを祈るのです。皆さんもこれまで以上に感染対策に気をつけて、安心安全な毎日をお過ごしください。
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8月のあなたの運勢、を掲載しました。
TOKYO2020オリンピックがはじまり、連日のメダルラッシュに日本中が沸き立つ一方、コロナの新規感染者数は7月30日現在で、東京都では一日当たり3800人余りと過去最多に達し、コロナの猛威は衰えるどころか、ますます盛んになっています。8月に入ったらいったい新規感染者数はどれほどまで増えるのでしょうか。想像もつかないほどの恐ろしい勢いに驚かされます。東京の人出はどの街に行っても大賑わいで、本当に緊急事態宣言が出されているのかと目を疑うような状況が続いています。無観客とはいえ、オリンピック開催というお祭りムードや、若い人たちにとって一年で一番羽根を伸ばしたい季節には、やはり気持ちのゆるみが出てしまうということでしょうか。安心安全の生活のためには、コロナ感染を抑えなくてはいけません。この当然の目標がありながら、どうにも気持ちがついていかないといういまの状況を、周易にあてはめてみますと「火水未済」(かすいびせい)という卦が思い当たります。未済は8月の卦です。周易64卦の中でも解釈の難しいことで知られていますが、「いまだならず」と読めば、自分自身や世の中の力不足によって、いまだ目標をクリアできずにいる未完成の状態が未済ということが、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。しかしこの卦には未完であるからこそ、まだ次に打つ手があるとも易はいいます。周易64卦の最後に登場するのが未済ですが、64卦で物語が完成するのではなく、どんなに困難な状況に直面していても手を尽くせば、また次の新しい時代が訪れる、そうした希望を説くことも未済の卦得というのです。この未済のもつ希望のように、今後のコロナ対策には期待を込めて、「いまだならず状態」から次の一手が必ず見えてくると信じたいものです。8月のあなたの運勢を掲載しました。早くコロナが終息に向かい、お店や地域支援につながるGo to TravelやEatなどを利用して、外食や旅行を満喫したいものです。
7月のあなたの運勢、を掲載しました。
昨年7月のごあいさつでは、新型コロナに効果的なワクチンや新薬の開発のむずかしさと、それらが開発されることへの期待を取り上げ、水雷屯という卦をご紹介しました。あれから1年が経ったいま、ワクチン接種は驚くほどのスピード感をもって実施され、新薬の開発も急ピッチで進められています。素晴らしいことだと思います。さて、7月の易ですが、「天山遯」(てんざんとん)を取り上げてみたいと思います。これは簡単にいってしまえば、「三十六計逃げるに如かず」「君子危うきに近寄らず」という卦です。つまり、危ないと思ったときは、とにかく逃げていい、いや逃げるべきだ、それが効果を上げるとき、逃げてしまえばのんびりやれる、というのです。新型コロナの動向については、やはり今月に開催される東京オリンピックによる影響が注目されますが、オリンピック期間中の感染者数の増減を占って天山遯を得たならば、さて、どう判断しましょうか。コロナはおさまらないので、まだ逃げていた方がいいとみるか、それともコロナから逃げ切ってしまったので、ゆったりオリンピックが楽しめる、したがって感染者数は思っていたほど増加しない、とみるか。いずれにしてもオリンピックの開催は決定しました。感染対策をしっかりやって安全・安心なオリンピックを実現してほしいと願うしかありません。7月のあなたの運勢を掲載しました。沖縄を除いて緊急事態宣言が解除されたので、飲食店の応援も兼ねて外で軽く暑気払いの一杯というのもいいですね。
6月のあなたの運勢、を掲載しました。
イギリス株にはじまり、より感染力が強くなったとされるインド株など、コロナ感染の状況はまだまだ気の抜けない状態が続いています。6月の易には「沢水困」という卦がありますが、これは文字通り、「困難」がその持ち味となります。そこで、コロナ感染について困卦を得たら、まだまだ終息までには時間がかかるというのが大半の判断だろうと思います。ところが、困卦にはもう一つ持ち味があります。 三陰三陽卦 ということです。つまり、陰陽が三爻と三爻と同数で、バランスがとれている。このことを判断に加味すると、はじめは大変でも、地道に努力すれば、最後には状況が変わり、それなりの結果を得ることができると観ます。他にも三陰三陽卦は何種類もありますが、陰陽のバランスの良さがとくに発揮されるのがこの困卦です。なぜなのかその理由は、人ははじめに困難にぶつかりますよといわれると、自然に身構えて慎重に行動するようになるからということなのでしょうが、この困難だけではないという困卦のイメージは、コロナ禍にある今の状況に重ね合わせてみるのが一番わかりやすいかもしれません。感染拡大が止まらず、ワクチン接種率も低い状況が「陰」のとき、やがて若い世代も含めて接種が完了し、完全ではないにしても、コロナ前の日常が戻ってくるときが、「陽」が力を盛り返したときで、仮に今後のコロナによる影響を占って困卦を得たならば、いまは苦しくとも、克服への目途はある程度ついていきたという判断が成り立つと思います。つまり、ワクチン接種さえはじまっていないときに困卦を得るということはなく、ワクチンという希望(陽の力)が見えてきたときにこそ得られる卦だといえますが、困難なときにも解決への糸口がきっとどこかにあるという、人の気持ちや弱さに寄り添った考え方が根底にあるからこそ、周易が現代まで受け継がれてなお多くの支持を受けているのだと思います。6月のあなたの運勢を掲載しました。緊急事態宣言の延長が決まり、この間をワクチン接種拡大時期とする政府の狙い通りに事が運ぶことを、ぜひ期待したいものです。
5月のあなたの運勢、を掲載しました。
毎回コロナの話になって恐縮ですが、楽しみにしていた大型連休も3度目の緊急事態宣言で、またしてもステイホームが強いられるありさま。解決の決め手とされるワクチンも国民全員接種となると、まだまだ先のようです。5月の易には「巽為風」(そんいふう)という卦がありますが、これは文字通り、風にまつわる性質から考えて判断する卦です。たとえば、風には主体性がないので、まわりの状況にあわせて行動した方が吉とか、風は隙間があればどこにでも入り込めるので、無理のないやり方で、相手の懐深くに入ることができる、などという具合です。さて、緊急事態宣言の効果を占って、巽為風が出たら、どう判断しましょうか。宣言は風のように全国に知れ渡る、ゆえに効果があるとみるのか。それとも風に主体性がないことから、従う相手を間違えると結果は最悪ということもありうると読むのか。筆者が判断するとしたら、「多少の効果はあっても、まだまだ感染はおさまらない」としそうです。なぜなら、風が収まったときが感染を抑えたときなので、風が吹いている間は、強い風でもそよ風でも吹いている限りは、コロナが終息したとはいえないからです。なにはともあれ、まだまだコロナとの戦いが続く気配。ステイホーム、三密回避、マスク着用など、万全の態勢で感染予防に努めていくしかないようです。5月のあなたの運勢を掲載しました。ステイホームを利用して、趣味など何か家でできる楽しみを広げられたらいいですね。
4月のあなたの運勢、を掲載しました。
緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナの新規感染者数は高止まり、リバウンドさえ懸念される状況が続き、加えて感染力の強い変種株による感染拡大も心配されています。4月の易には「沢天夬」(たくてんかい)という卦がありますが、これは五陽一陰爻の象(かたち)をしていて、一番上にいる上爻の一陰爻をどのように切り捨てるかがテーマとなります。陽=大人(たいじん)が五人がかりでひとりの陰=小人(しょうにん)を夬(き)るのですから簡単そうにみえますが、夬るにしても大義名分や正義が必要です。まず衆目の一致した理解がなくてはならない。相手の言い分も聞く必要がある。邪悪な小人といえども、そうした十分な裏付けもなしに力に訴えて夬ろうとすれば、かえって大きな損失を被ることになるというのです。これをコロナの現在と重ね合わせてみると、夬るべき対象はコロナです。コロナの言い分を聞くとは、もっとコロナのことをよく知る必要があるということでしょう。そのうえで、衆目が納得するワクチンを新たに開発することで、はじめて変種株を含めたコロナという頑固な陰爻を排除できるということになります。逆に言えば、夬る方法(緊急事態の解除時期等)を間違えるとさらなるコロナの逆襲にあうともいえます。まったくやれやれです。行楽や旅行に最適な季節を迎えても今年もステイホームとは。ワクチン接種も進まず、コロナの話題ばかりの毎日を、そろそろ夬りたいと思うのは誰もの共通の願いでしょう。4月のあなたの運勢を掲載しました。新年度、ぜひ気持ちも新たにいいスタートを切りたいものです。
3月のあなたの運勢、を掲載しました。
新型コロナ対策は、待望のワクチン接種がはじまり、新たな局面に入ったようです。ワクチンの効果とともに、いち早くすべての人に接種が行われることを期待したいものです。さて、3月の易には「沢火革」という、革命を標榜する卦があります。古代中国においてはじめて革命 (武力による政権交代) によって誕生したのが周王朝で(それまで王位は子孫への継承)、「沢火革」はそのときの出来事が反映されて周易 六十四卦の一つに 加えられたものと思われます。周王朝以後繰り返し行われてきた中国の革命の歴史はご存じの通りですが、そういう意味ではまさに「沢火革」は古来からいつの時代にも変革を告げる卦として世の中の行方を暗示してきたにちがいありません。コロナの拡散は世界の様相を大きく変えることになりましたが、さて、ワクチンはコロナを抑え込む切り札になるのでしょうか。抑え込めるか、と占って「沢火革」を得たら、爻にもよりますが、それは時代を革(あらた)めることにつながると判断できると思います。周易を愛好されている皆さんならば、もう占筮されていると思いますが、こういう事柄を占うチャンスはそうそうありません。まだという方はぜひワクチン接種がコロナを抑え込めるかどうかを占ってみてはいかがでしょうか。3月のあなたの運勢を掲載しました。新年度を迎える準備などで何かとせわしなくなりますが、安心安全、明るい気持ちで、今月も乗り切っていきたいものです。
2月のあなたの運勢、を掲載しました。
昨年2月のご挨拶では、今月の易として「山風蠱」をご紹介しました。山の下に風が閉じ込めらる風通しの悪さから、物事は内部から腐りはじめ、やがては根本から崩壊してしまう、それが山風蠱の示唆するところと説明させていただきましたが、あれから一年、コロナの拡散に次ぐ拡散はとまらず、世界はいままさに山風蠱の真っただ中の状態にあるといえそうです。周易は2000年以上前の昔に書かれたものですが、その当時も山風蠱のいう社会を一変するような事件があり、そうした社会の実相が周易六十四卦の一つに反映されたものと思われますが、先人は山風蠱について次のように説きます。「蠱は、元(おお)いに亨(とお)る」「大川(たいせん)を渉(わた)るに利あり」。古い秩序や社会が崩壊したならば、また新たな秩序や社会が創出する(元いに亨る)。そのためには英知を全力で傾けた新たな挑戦が必要である(大川を渉るに利あり)、と。山風蠱は既存の体制を腐らせる恐ろしさがありますが、その真意は崩壊したものの後に生まれてくる新しい社会への期待です。コロナ終息に向けて、わずか一年でワクチン接種開始が実現しましたが、ワクチンはまさにコロナなきあとの社会創出をめざす、人類の希望の象徴といえそうです。2月のあなたの運勢をお届けしました。2月も緊急事態宣言が継続されそうな雲行きですが、まずは自分たちでできる感染防止対策を実施して、毎日を楽しんでいきたいものです。
1月のあなたの運勢、を掲載しました。
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。2021年1月のあなたの運勢をお届けします。さて、1月の易には「山天大畜」(だいちく)がありますが、「大畜」とは大きく蓄 (たくわ) えるという意味で、たくさんの知識を身につけるとか、多くの物質を蓄えることをいいます。大きな蓄えができるまでには時間がかかる、はじめはどうしてもうまくいかない、しかし、たゆまぬ努力を日々続けていけば小さな蓄えが大きな力となっていき、やがては社会に役立つ成果にまでなって表れるというのが大畜のいわんとするところです。占ってもなかなか得る卦ではありませんが、今年何かを成し遂げようと思っている方は、大畜を読んでいただければきっといいヒントが得られると思います。コロナ撃退における研究もまさに大畜のような日々なのかもしれません。会いたい人にいつでも会える、思う存分話ができる、そんな当たり前の日常が早く取り戻せることをお願ってやみません。
2021年のあなたの運勢、を掲載しました。
コロナで明け暮れた2020年も終わろうとしています。本年も横井伯典本舗をご愛読いただきありがとうございました。来年はどのような一年になるのでしょうか。2021年のあなたの運勢を掲載しました。何かのお役に立てれば幸いです。ところで、お正月といえばかつては一年の計は元旦にあり、などといわれましたが、最近はあまり聞かなくなりました。年が改まることへの新鮮さがだんだんなくなってきているということでしょうか。占いの世界でいえば、年間の運勢を占筮することは、それがおのずと一年の計を考えることにつながります。今年の占筮と実際の結果を振り返り、それから来年の目標や課題を考え、気持ちを落ち着かせてから運勢を占う。そうやって得た卦爻を読みながら、来年の自分のあり方に思いをはせるわけですから、これからの未来について考えることにもつながります。もしまだ年運を占筮していないならば、ぜひとることをおすすめします(占い方は「占ってみよう!」を参照ください)。来年はコロナの終息した日常が戻りますように。そして皆様のご多幸とご健勝を祈念申し上げます。どうぞよいお年をお迎えください。