5月のあなたの運勢、を掲載しました。

いま世界的に注目を集めているインターネットサービスの一つに、対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」があります。チャットGPTにリクエストを入れると、人間が書いたような自然な文章をつくってくれるという優れもので、すでにご存じの方も多いと思います。ちなみに、2022年11月に公開されるや、わずか2か月間で利用者は1億人を突破したといわれ、日本では教育現場をはじめ、行政機関などあらゆる分野での活用が検討されています。そこで、 チャットGPT がどのようなことができるのか、論より証拠、 実際にこのサービスに登録(無料)し利用してみました。チャットGPTにリクエストした内容は、「周易の本を書いたい」。すると入力するや否や、本を書く上での要点を次々と箇条書きにして、見事なレジュメがあっという間に提示されました。その間、30秒もかかっていないのではないでしょうか。これを人間が資料を紐解きながら書き上げるとすると、専門家においても、アイデア出しから含めれば最低でも半日以上かかるはずです。そして憎らしいことに、チャットGPTの回答の冒頭には「周易の本を書くことはとても興味深く有意義なことですね」と、こちらのやる気までくすぐるコメントをのたまってくれました。しかし一方では、その優れた利便性とは裏腹に、情報を膨大なネットから収集してくることから、機密漏えいや著作権侵害の恐れにつながることなども指摘されており、諸手を挙げて歓迎されるには、まだ解決しなければいけない課題がいくつもあるようです。こうしたさまざまな評価、評判が相交差するチャットGPT の現状を、5月の易に当てはめてみると次のようにいえるかもしれません。5月の易には、「離為火」(りいか)「乾為天」(けんいてん)「艮為山」(ごんいさん)などがありますが、まずチャットGPTがもてはやされているのは、質問内容に即座にわかりやすく応えてくれるという意味で、火の明るさ=不明な点を照らすことから、頭脳明晰や明察などを象意とする「離為火」が当てはまり、誰もがその利便性に驚愕するのは、これまで経験したことがないような先進性を実感できるからなので、このことには龍のごとく力を振るい前進することを卦徳とする「乾為天」を当てはめるのがふさわしいように思います。一方、チャットGPTの課題となる部分でいえば、世界のあり方を革新的に変化させるといわれるその未知数の部分を踏まえると、古い秩序を壊して激変をもたらす土性の象意をもつ「艮為山」が当てはまり、この卦にはとどまるという意味もあるので、チャットGPTを安心して使うにはまだ時間や検討が必要ということも暗示しているといえます。さて、ここまで世界的に話題と喧騒を巻き起こしている先進的ツールは、これからどのような使われ方をされ、さらにどのように発展していくのでしょうか。楽しみでもあり、不安でもあり、というところでしょうか。5月のあなたの運勢を掲載しました。GWもあります。ぜひ楽しい一か月にしていただけたらと思います。

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