4月のあなたの運勢、を掲載しました。

4月の訪れには、1年のうちでも特別な感慨があるようです。新年度がはじまり、環境が変わることも大きいし、桜が咲き誇り、気候も暖かくなり、季節が進んでいると実感することも特別な気持ちを抱く理由かもしれません。学校や職場で、あるいは長年勤めた職を辞して定年を迎えるなど、新しい一歩を踏み出す方も多いかと思います。周易で面白いのは、こうした、人々が人生の中で出会う様々な節目のことや出来事を六十四卦の中に取り入れて、そのあるべき姿や歩むべきあり方について語っていることです。周易がつくられたのは2500年以上前といわれていますが、周易を読んでいると、そんな古代からの人の営みが現在とあまり変わらないのではと思える記述に遭遇して、驚かされます。たとえば4月の易に、「虎の尾を踏む」という有名な言葉の出典となっている「天沢履」(てんたくり)という卦がありますが、これは「虎の尾を踏んでしまったから咬み殺される」という意味ではなく、「虎の尾を踏むような危険を冒しても、虎に喰らわれずに目的地にたどり着くためにはどうすればいいのか」という智慧を説いたものです。新年度を迎えて、新しい環境で右も左もわからない、いわば力も智慧もないものが、虎の尾を踏ますに、その環境に対応していくためにはどうしたらいいのか。そういいかえれば、虎の尾を踏むという天沢履の示唆するところが、いまも通用するということがお分かりいただけるかと思います。周易には他にも、人との関わり方、リーダーとしての在り方、ピンチを迎えた時の対応方法など、さまざまな処世術や人としての在り方が説かれています。今日に至るまで周易が受け継がれているのは、まさにこうした人生の示唆に富んだ言葉や処世の方法が時を超えて支持され続けているからにちがいありません。周易をわかりやすく読み解いた本もたくさん出ています。伯典の本も日常生活まで視点を下げて読み解いているので、わかりやすくておすすめです。もし興味が少しでもあるようでしたら、ぜひ一度お読みいただければと思います。4月のあなたの運勢を掲載しました。新しい気分で、新年度に元気よく船出したいものですね。

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