いやはや、それにしても、すごい感染力です。年末までは、コロナのことを考えずに少しのんびりできるかなと思っていたのに、あっという間に、オミクロン株による感染は全国に広がり、その感染者数は第五波のときのピーク時を軽々と越え、いまもとどまるところを知らずに急増している有様です。こういうときに、こうした勢いに任せた傍若無人な感染状態を表す易はないかと考えてみましたが、「雷天大壮」などがそれと符合するのではないかと思いました。「大壮」は3月の卦ですが、とにかく勢いがあるのが特徴です。初爻から四爻までが陽、五爻、上爻が陰、つまり陽爻が栄えて、上位にいる二陰爻を駆逐する象(かたち)をしています。若い勢いのある四陽爻が、力のない(陰爻)君主たちを追い払う象であり、これをみても大壮がどれだけ勢いに乗っている卦であるかが想像できると思いますが、天の上で雷が好き勝手に暴れまわるのです、勢いが勢いをまして絶好調のときといえます。そうした好調さから、判断では希望は通るとしますが、しかし、一方ではその勢いに任せることの負の側面も易は指摘します。それは、自分の都合だけを考えて、思うがままに行動するようなことがあれば、やがてはその傍若無人ぶりにあきれて人心は離れ、最後はひとり身動きが取れない状態になるというのです。現在のオミクロン株の勢いはまさに大壮のこの負の面をむき出しにして暴れまわっている状態といえると思います。「オミクロン株の感染が沈静化するように」と占って大壮ならば、得た爻にもよりますが、まだまだ勢いは止まらず、感染者数はますます増大するという判断になると思います。最近のニュースでは、オミクロン株よりもさらに感染力の強いステレスオミクロンという新種株も検出されていると伝えています。まったく、コロナとの格闘はどこまで続くのでしょうか。しかしそうした中でも、私たちは日常生活を続けなければなりません。感染対策に万全を期して、小さなことでもいいので工夫を凝らしながら、毎日の生活を楽しんでいけたらと思います。1月のあなたの運勢を掲載しました。ささやかながら、皆様の暮らしのヒントになれば幸いです。