緊急事態解除後もコロナの新規感染者数が減少傾向にあることを踏まえて、これまで行われてきた様々な自粛要請が解除され、人波がまばらだった街や観光地にも活気が戻りつつあるようです。友人や仲間と時間を気にせず飲み会で盛り上がるニュースにはやはりホッとさせられます。11月の易には、食事の楽しさやおしゃべりの楽しさを卦得とする「兌為沢」(だいたく)という卦がありますが、コロナ感染の危機が和らぎ、これまでの日常が戻りつつある現在を語るにはぴったりの卦といえそうです。「兌」とは悦びをいい、人と悦びを共有するためには、不正な手段や下心があってはならない。そうしたやましさがないから、人が集い、悦びを分かち合いながら大きな悦びとすることができるというのです。そして、兌為沢の特徴の一つは、受け身では悦びが得られない、自分から動くからこそ大きな悦びや成功をつかむことができるとしていることです。いいかえれば、事に当たるにはそれなりの骨が折れることを覚悟しなければならいが、事が成就した暁には悦びは計り知れないものがあるというのです。このことをコロナの現状に当てはめれば、感染対策に万全を尽くしてこそ、いま享受している日常も継続できるということになります。さて、11月のあなたの運勢をお届けします。今年も残すところ二か月となりますが、旅行でもよし食事でもよし、これまでステイホームで溜まっていたうっ憤を一気に晴らしてから、新しい年の訪れを迎えたいものです。